2010/09/17

THE SOUND STYLISTICS

Blue Note 2nd


ザ・サウンド・スタイリスティックスを観てきた。
このバンドは、UKジャズ・ファンク〜アシッド・ジャズ・シーンを代表するミュージシャンが結集したユニットで、2002年にレコーディングのために結成された。
今回の来日メンバーには、昨年末Blue Noteで公演があったロンドンのアシッド・ジャズバンド、インコグニート(Incognito)のグルーヴを支えてきたメンバーも含まれる。
UKのブラスファンクバンド、ということで6管プラスリズムセクションは中々迫力がある。
音楽好きの集りのような和やかな雰囲気で、終始楽しそうに演奏していたのが印象的。
もう少し客が入ってもいいよな、モッタイナイ。

Set List / 2nd Stage
1. INTRO
2. THE PROPHET
3. FUNK MIGHTY
4. CRACK AWAY JACK
Crack Away Jack - Greasin' the Wheels
5. THE CRISIS GENERATOR
The Crisis Generator - Greasin' the Wheels
6. EYE OF THE STORM
Eye of the Storm - Greasin' the Wheels
7. LOW SLUNG
8. DOWN HOME STYLE
Down Home Style - Play Deep Funk
9. EL NINO
10. THE TALKING OF PECKHAM 343
11. I WANT YOU BACK / IT'S YOUR THING
12. THE PLAYERS THEME


メンバー
ドミニク・グローヴァー / Dominic Glover (tp)
アンドリュー・ロス / Andrew Ross (sax,fl)
ジム・ハント / Jim Hunt (sax)
ダン・カーペンター / Dan Carpenter (tp)
バーナビー・ディッキンソン / Barnaby Dickinson (tb)
二コール・トムソン / Nichol Thomson (tb)
ジム・ワトソン / Jim Watson (key)
アリスダール・チェリー / Alisdair Cherry (g)
ゲイリー・クロケット / Gary Crockett (b)
ニール・ロビンソン / Neil Robinson (ds)
ピーター・エクフォード a.k.a. ザ・グルーヴ・ギャングスタ / Peter Eckford a.k.a. The Groove Gangsta (per)

2010/09/09

ANTHONY JACKSON & YIORGOS FAKANAS with HORACIO "EL NEGRO" HERNANDEZ

Cotton Club 2nd





アンソニー・ジャクソン&ヨルゴス・ファカナス、ウィズ、オラシオ "エル・ネグロ" エルナンデスを観て来た。

オープニングからすごいテンションで始まった。
いやー、カッコイイのなんの。
ベースが二人ってどうなのかと思ったけどぜんぜん普通。凄く当たり前な感じ。
しかし、アンソニーのソロは良く分からなかった??

ところで、オラシオもスゴイ。
何となく特殊なノリというかアプローチ。で、終始叩きっぱなし。
ドラムセットは、ラテンセットではなく普通のもの、但し、左足のカウベルはセットされていて、定番のクラーベキープを聞くことが出来た。

怒涛の仕掛け構成、譜面と首っ引き。
ステージの上は大変そうだけど決まった時はなんか嬉しそうで、見ていて楽しかった。
思ったより客も多かったし人事ながら、ヨカッタヨカッタ。

メンバー
アンソニー・ジャクソン / Anthony Jackson (contrabass guitar)
ヨルゴス・ファカナス / Yiorgos Fakanas (b)
オラシオ "エル・ネグロ" エルナンデス / Horacio "El Negro" Hernandez (ds)
Dimitris Sevdalis (key)
Takis Paterelis (sax)
Antonis Ahdreou (tb)

2010/09/01

THE TRIO OF OZ featuring OMAR HAKIM & RACHEL Z

Cotton Club 2nd


 ザ・トリオ・オブ・オズ フィーチャリング・オマー・ハキム& レイチェル Zを観て来た、まあオマーハキムが観たかったんだけど。
そういう訳で、やっぱりオマーはスゴイスゴイ。速い速ーい。

ピアノのレイチェルは、もしかしたら曲が合わなかったのか、何となく生彩が無かったような。
ステップスアヘッドとかでも演っている人なんだよなー、と。
ベースの女性は、あまりピンと来ませんでした。

ドラムは早く叩こうとするとそれなりにパワーが入ってしまうので音圧が上がる。狭い小屋でのピアノトリオではバランス取が難しかったのかも知れんな、というのは全体の印象。

演奏とは関係ないけど、つのだひろさんが観に来ていた。ステージの後、オマーとかと親しげに談笑していた。ずいぶん記念撮影もしていたけど。

メンバー
オマー・ハキム / Omar Hakim (ds)
レイチェル Z / Rachel Z (p)
メイヴ・ロイス / Maeve Royce (b)

2010/08/23

GONZALO RUBALCABA QUINTET

Cotton Club 2nd


ゴンサロ・ルバルカバ・クインテットを観た。
最近キューバピアニストをよく見ているところにゴンサロが来る、ということですかさず行ってきた。

ラテン系ノリノリ系が多かったので実に無防備に席についてが、始まって直ぐに解った。
すっごくクオリティの高い現代のモダンジャズだって。
終始緊張感に溢れ、観ている方も良い感じで疲労感が残った。
かなり良いライブだった。観ておいて良かったわ。

メンバー 
ゴンサロ・ルバルカバ / Gonzalo Rubalcaba (p)
ヨスバニー・テリー / Yosvany Terry (sax)
アビシャイ・コ-エン / Avishai Cohen (tp)
ユニオール・テリー / Yunior Terry (b)
マーカス・ギルモア / Marcus Gilmore (ds)

2010/08/20

AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER

Blue Note 2nd


矢野顕子トリオ・フィーチャリング・ウィル・リー・アンド・クリス・パーカーを観てきた。
昨年に続けて、♪みーに、みーに、みにきてーね♪
に乗っかってまた行ってしまった。
矢野さんのほんわかした語り、というか存在感は健在で、ますます磨きがかかるよう。
安心して身を委ねることが出来るなぁ、などと思ったり。

一方、リズム隊はもう鉄板!
シビレます。
今回は、クリス・パーカーの真横だったので、すばらしいフットワークも見ることができて幸せ。

最後にはキンクスのYOU REALLY GOT ME があったりで、盛り沢山でした。

メンバー
矢野 顕子 / Akiko Yano (p,vo)
ウィル・リー / Will Lee (b)
クリス・パーカー / Chris Parker (ds)

2010/07/27

ADRIAN BELEW POWER TRIO

Blue Note


エイドリアン・ブリュー・パワー・トリオを観た。
かっこいい。
アルバムとか聞いていなかったので、曲はほとんど解らなかったんだけどそんなことはどうでもいいと思えるライブだった。

そういえばエイドリアン・ブリューと握手した、手が大きいと言うより厚かった。
また、太い音で自由奔放に弾いていたベースのジュリー・スリックが印象的。
良かった。

この公演は1日1ショウのみ、ということで6時開場、8時開演。
2時間もあるので飲み食いする時間も長くなる上、ステージが始まればテンションの高い演奏、これでは飲み過ぎる。。
ブルーノートでこんなに飲んではイケナイ。反省。

メンバー
エイドリアン・ブリュー/Adrian Belew(g)
ジュリー・スリック/Julie Slick(b)
マルコ・ミンネマン/Marco Minnemann(ds)

2010/07/08

HARVEY MASON “CHAMELEON BAND” featuring PATRICE RUSHEN, JIMMY HASLIP, AZAR LAWRENCE & BILL SUMMERS

Blue Note 2nd


ハーヴィー・メイソン「カメレオン・バンド」を観た。
70年代ハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」を熱心に聞いていた口なのでちょっとでもその雰囲気が味わえればいい、というつもりで見に行ったが、どうしてなかなかいいライブだった。

ビル・サマーズがビール瓶を空手にWATERMELON MANのイントロをはじめたときにはかなりグッときた。また、ハーヴィー・メイソンとのコンビも良い。
パトリース・ラッシェンは、さすがにハンコック好きだけあってフレーズがまんまハンコック。もう少し強気にたたみ掛けてくれると嬉しかったな。
コルトレーン派のエイゾー・ローレンスは、マイルス・デイヴィス・グループにも在籍した人で、EW&Fにもいたそうな。愛想良くエネルギッシュな演奏。
ジミー・ハスリップはイエロージャケッツで数回観ているが、相変わらず安定していて好きなベース。

あまり客の入りが良くなかったが、これを観ないのはもったいない、そういうライブだった。

メンバー:
ハーヴィー・メイソン / Harvey Mason(ds)
パトリース・ラッシェン / Patrice Rushen(p)
ジミー・ハスリップ / Jimmy Haslip(b)
エイゾー・ローレンス / Azar Lawrence(sax)
ビル・サマーズ / Bill Summers(per)